American Express presents InterFM897×COTTON CLUB
THE ROOTS OF MUSIC Vol.3 BENI
2016.6.25 sat. @COTTON CLUB
(Photos by 高田梓)
<LIVE REPORT>
6月25日(土)にCOTTON CLUB(東京・丸の内)で「American Express presents InterFM897×COTTON CLUB THE ROOTS OF MUSIC Vol.3 BENI」が開催された。このイベントはInterFM897とCOTTON CLUBがタッグを組み、アーティストが自身のルーツ・ミュージックのカバーをお届けするプレミアムなライブシリーズ。第1弾・森高千里、第2弾・佐藤竹善に続き、今回はBENIが登場した。
MC・井手大介の紹介で、先にバンドメンバーが登場。新作『四季うた summer』収録の「サマー・ナイト・フィーバー」のイントロを演奏すると、ピンクの衣装に身を包んだBENIがステージに上がりライブはスタート!カッティングギターのリズムに合わせ、BENIは手を高く上げ体を揺らしながら歌い、立て続けに「ギミギミ♥」を披露。
「ルーツにフィーチャーしたステージめちゃくちゃ楽しみにしてきました!」と語り小さい頃にロックな姿勢やメッセージに共感したというアラニス・モリセット「Ironic」をカバー。その後、新曲の「花火」、「もう二度と…」の2曲をしっとりと歌い上げた。続いて『四季うた summer』からセルフカバーに挑戦したウェディング・ソング「永遠」をセレクト。「この中に結婚予定の方はいますか?」との問いかけに、1組のカップルが手を挙げた。曲が始まると、BENIはそのカップルに向けて歌を届け、会場は感動に包まれた。
演奏後BENIは一旦ステージを降り、バンドセッションがスタート。マサ小浜のエモーショナルなギターソロが会場に鳴り響く中、黒の衣装に着替えたBENIが再登場し「Kiss Kiss Kiss」を披露した。
「子供の頃キラキラした姿のラッパーに憧れた。この曲を初めてカバーします!」と話し、なんとブラックストリート「No Diggity」がスタート。男性が女性を口説く曲をBENIが華麗にラップし、「楽しい!生まれ変わったらラッパーになりたい」と笑顔を見せた。
続いて演奏したのは新作『四季うた summer』から先行配信でも話題の「夏の思い出」。邦楽男性アーティストの英語カバー「COVERS」をこれまでに3枚リリースしてきたBENIだが、意外にもラップは初挑戦。しかし、ブラックストリート「No Diggity」の後とういこともあり、「夏の思い出」のラップ部分も堂々のパフォーマンスで会場を盛り上げた。
続いて「ここでスペシャルコーナーです。コットンクラブという素敵な会場だからこそベタなラブソングを歌ってもいいですか?私の酔っ払った時の十八番です笑」との紹介で、始まったのはホイットニー・ヒューストン「I Will Always Love You」。この日のためだけに特別にカバーを披露し、BENIの圧倒的な歌唱力に会場は酔いしれた。
ライブもいよいよ終盤戦。「盛り上がっていこう!」の掛け声とともに「サマーラバーズ」がスタート。会場の手拍子も徐々に大きくなっていく。
そして、最後「フォエバ」では「みんな1つになっていきましょう!」というBENIの呼びかけに観客が総立ちとなり、コットンクラブをオールスタンディングのライブ会場に様変わりさせた。サビでは観客全員が振り付けを踊り、最後にハイタッチを交わすなどこの日一番の盛り上がりを見せライブは幕を閉じた。「こんなに好き勝手やらしてくれるイベントはない。最後のフォエバ感動!忘れられない1日となりました!」とファンにメッセージを送りステージを後にした。
ロックからラップ、セルフカバーまで「四季うた」の文字通り様々なカラーをステージ上で披露したBENI。あいにくの雨予報も吹き飛ばし、コットンクラブに一足先に”夏”を届けてくれたこの日のライブはBENI本人だけでなくお客さんにも忘れられない1日となった。
【SET LIST】
M1. サマー・ナイト・フィーバー
M2. ギミギミ
M3. Ironic(オリジナル:Alanis Morissette)
M4. 花火
M5. もう二度と・・・
M6. 永遠
M7. Kiss Kiss Kiss
M8. No Diggity (オリジナル:Blackstreet ft.Dr.Dre, Queen Pen)
M9. 夏の思い出
M10. I Will Always Love You(オリジナル:Whitney Houston)
※6/25(土) 2nd Stageのみ披露
M11. サマーラバーズ
M12. フォエバ
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